吉高由里子の代表作「蛇にピアス」で高良・ARATAを相手に舌ピで熱演 [芸能]
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今や押しも押されぬトップ女優のひとりとなった吉高由里子。
そのきっかけとなった作品が「蛇にピアス」であるが、
衝撃的な内容であること、その熱演ぶりとヌードを披露したことが話題となり、
一気に有名女優となった。
原作の「蛇にピアス」は小説家 金原ひとみの作品で、デビュー作でありながら
芥川賞を受賞したことで話題となった。
金原ひとみの直々のオファーにより、監督には演劇界の巨匠・蜷川幸雄を迎えた。
蜷川幸雄といえば、「世界のニナガワ」と言われる日本を代表する演劇演出家で、
「口より先に、物が飛んでくる」ほど怖いことでも有名である。
今はそんなことはないようだが・・・。
そんな蜷川を相手にしても、吉高はひるむことなく、「ほとんど裸の映画なのに、裸を見ないで
撮れるんですか?」と言い放ち、頼まれてもいないの自ら裸を見せ、蜷川をたじたじにさせたという。
このようなエピソードからも他にはない彼女の特別な魅力がうかがい知れる。
吉高のヌードがとりざたされがちの作品だが、高良健二やARATAなどが演じる社会からはじきだされ
、異常とも言える行動をとりながらも、純粋さゆえにもがき苦しみ生きていく姿がえがかれ、
それは、当時の若者たちの内側にひそむ痛みを表していたように思える。
また、「舌ピをあける」ことに対する彼女の行動を描くことで、その内面を映し出していたのだろう。
少年犯罪が問題視されることの多い現在でも、若者たちはそのころと同じような問題を抱えているのかもしれない。
また、その当時の若者が大人になり、社会に出て、感じた「痛み」が無差別殺人や不可解な犯罪へと
いたらせているのかもしれない。
いつの世にも存在する「痛み」に対して、許容できる社会を作る必要があるように感じる映画です。
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タグ:吉高由里子 蛇にピアス
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